用意する材料
板チョコ                165g
生クリーム               100g
ココアパウダー              適量

板チョコを細かくして耐熱容器に入れます
用意する材料で165gと中途半端なのは、板チョコ3枚分(明治・森永・ロッテ共に1枚55g。なにか協定でもあるのかな)の為。

ある程度細かくしたらそこに生クリームを100g入れます。大抵の生クリームは200g販売なので中途半端でイヤね(´Д`)y━・~~。
全部使うとなるとチョコも倍準備する必要があって、結構大量にできて困ってしまいます(汗)

レンジに温度設定があったら50℃設定で温めます
ない場合は、レンジ内で様子を見ながら温めます生クリームが沸騰しだす直前あたりがベストです。経験上では600wで40秒ぐらいですが、これ以下でもOKだった場合もありますし、1分でも溶けなかった事があり、環境(チョコ・生クリームの温度)にもよるのかもしれません。
自信がない場合は金属のボールにいれて湯煎で溶かしてもいいですが、温度が均一にできないので、個人的にはレンジが好みですね。

温かいうちに混ぜて混ぜて混ぜてチョコを溶かしましょう。塊があっても混ぜていくうちに溶けてしまいます。
溶け切ったら型にいれて冷やしまず
左写真ではパウンドケーキの型ですが、ラップ敷いといたほうがいですね。取りにくいです(逝)

冷えたら取りましょう。すでにココアをまぶしていますが、本当は切ってからまぶします。まぶした理由は、パウンドケーキの型から取りにくかったから(汗)

一口サイズに切ってココアパウダーをまぶして完成〜
めっちゃ汚い切り方ですが、生チョコなだけあって柔らかいので、ある程度形を整えて切るといいかもです。







 生チョコは海外ではガナッシュと呼ばれます。この2つは広義には同一ですが、狭義でいえば、生チョコは「単体で食べられるもの」、ガナッシュは「単体ではなく、他の食材に用いるもの」という感じで分かれています。
ガナッシュの知られた使用例といえば、チョコレートパフェのアイスクリームに垂らされている液体状のチョコと考えればわかりやすいのではないでしょうか。
 誤解のないように書きますが、ガナッシュは生チョコやブランデーの配分はまちまちで、ほとんど液体状のものから生チョコのように柔らかいものまで、食材に応じて固さを変えるので「これがガナッシュだ」と1つを指して言えないのが現状です。
 ガナッシュはフランス語で「まぬけ」みたいな意味の用語で、これはチョコを溶かしてお菓子を作っていた新米が誤って生クリームを落としてしまい、親方から「ガナッシュ!」と怒鳴られたのが語源とされています。

 単体で食べられる生チョコは歴史が浅く、作られたのは昭和63年(1988年)の日本です。
日本では生チョコに関する定義が公正取引委員会の「チョコレート類の表示に関する公正競争規約」で具体的に定められています。
この規約の第4条3項に

(3)「生チョコレート」
次のいずれかの基準に適合するチョコレート又はチョコレート菓子に限り表示することができる。ただし、第3条第1項第1号に規定する種類別名称として「生チョコレート」と表示してはならない。

「ア」 チョコレート生地にクリームを含む含水可食物を練り込んだもののうち、チョコレート生地が全重量の60パーセント以上、かつクリームが全重量の10パーセント以上のものであって、水分が全重量の10パーセント以上であること

「イ」 「ア」に適合するチョコレートにココアパウダー、粉糖、抹茶等の粉体可食物をかけたもの、又はチョコレート生地で殻を作り、内部に前号に適合するチョコレートを入れたものであって、当該チョコレートが全重量の60パーセント以上、かつ、チョコレート生地の重量が全重量の40パーセント以上であること


(一部加筆しています)

つまり。商品名で「生チョコ」と銘打つには上記の規定を守る必要がありますが、種類別名称で「生チョコレート」と銘打ってはいけないことになっています。


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