Vz61”スコーピオン”
性能:

全長       270mm
     (ストック伸長時515mm)
銃身長     112mm
重量      1.40kg
使用弾薬  7.65mm×17
装弾数     10・20
連射速度   950発/分


左は自分の描いたCGです(^^;)
 "スコーピオン"のニックネームで知られる。ワルシャワ条約機構軍(もう存在しないが)の制式拳銃弾の9mm×18弾ではなく7.65mm×17弾を使用する。他にこの銃弾を使用する銃はハンガリーのワラムぐらいしかないだろう。小さい弾のためフルオート射撃時の反動が小さいと言われ、コントロールも容易である。セレクターが銃の左側にグリップ上部にあり、レバーを前進させるとフルオートで後退させるとセミオート、その中間位置がセフティーである。
 また、この種の短機関銃の欠点として上げられるのが、どうしても小型はボルトが小さくピストンの後退量が少ないため発射速度が高くなりフルオート時のコントロールが難しい欠点を持っているがVz61は小型ながらもグリップに発射速度を落とすレート・リデューサーを装備しており、若干ながらも発射速度を落としフルオート時のコントロールを容易にしている。
 弾倉は10発のしかないと言われてるが恐らく20発ぐらいのは作ってると思う。いくらなんでも、サブマシンガンで10発ではどうしようもないだろう。
 Vz61はその形状上、特殊部隊用兵器としての性格が強い。そのためか専用のサイレンサーも作られている。小型で性能がいいため、テロリストやゲリラにも使われていると言われている。
生産はチェコスロバキアの他にユーゴスラビアでも生産されており(今でも生産してるかは知らない)、ユーゴ内戦で使われた可能性は大きい。


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