全長: 6.64m 車体長: 6.64m 全幅: 1.95m 全高: 2.40m 重量: 9.04t 装甲: なし 乗員数: ?名 |
武装:37mm機関砲×1 12.7mm機関銃×1 動力:??? 走行性能:最大速度:81km/h 航続距離:???km 総生産台数:2332両 |
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アメリカという国は湾岸戦争の例でもわかるように空軍力が強く空から敵を圧倒する。これは第二次大戦からの教訓だからだろう。アメリカ陸軍は今でも地対空装甲車両開発にあまり熱心ではなく、その理由も強大な空軍力に支えられているからでもある。これは第二次大戦でもいえた事だけどもそんなアメリカ軍にも自走対空兵器はあった。 第二次大戦中期の1942年7月にアメリカ陸軍はM13自走対空砲という兵器を配備していた。これはM3ハーフトラックに12.7mm機関銃を2丁装備したものだった。これが火力不足が指摘され、新たに開発されたのがM15自走対空砲だった。「新たに開発された」というか、単純に37mm機関砲を連装機関銃の真ん中に付け足しただけだけども、威力がある分反動もある37mm機関砲を搭載するために、銃架も頑丈なものとした。ただ、このM15自走対空砲の配備時期はよく分からないです(;_;)。バリエーションとして銃架を新型にしたM15A1自走対空砲もあった。 生産はM15自走対空砲の砲は1943年4月までに680両が生産され、M15A1自走対空砲の方は1943年10月から1944年2月までに1652両が生産された。配備先はアメリカ機甲師団の対空中隊に8両ずつが配備されていた。ただ、別項のM16対空自走砲も同じ配備でごっちゃになってなかったのだろうか? M15自走対空砲は息の長かった対空砲で、M15A1型は戦後になって日本陸上自衛隊が配備しており、なんと、平成2年3月まで現役だった。 |